EA(エレクトロニック・アーツ)はどこの国?本社・歴史・代表作をまとめて解説

EAはアメリカのゲームパブリッシャーであることを示す世界地図とゲームコントローラーのイラスト

「FIFAをやっていたら『EA Sports』というロゴが出てきたけど、EAってどこの国の会社なんだろう?」と気になった方は多いのではないでしょうか。英語のWikipediaや公式サイトを開いても情報が多すぎて読む気が失せてしまう、という気持ちはよく分かります。

結論からお伝えすると、EAはアメリカ・カリフォルニア州に本社を置く世界最大級のゲームパブリッシャーです。FIFA・Apex Legends・Sims(シムズ)など、あなたが一度は名前を聞いたことがあるゲームを数多く世に送り出してきた会社です。

この記事では、EAの国籍や本社所在地から、40年以上の歴史、日本でのサポート体制、代表的なゲームタイトルまで、日本語でまるごと解説します。読み終わるころには「EAはアメリカの会社で、こういうゲームを作っているんだよ」と自信を持って話せるようになるはずです。

目次

EAはどこの国の会社?結論から分かりやすく解説

アメリカの地図とゲームコントローラーを持つ若者のイラスト

「EA Sports」「EA Games」というロゴはゲームを遊ぶ人なら必ずといっていいほど目にしますが、「EAって実際どこの国のメーカーなんだろう?」と思ったことがある方は少なくないはずです。正直、なんとなく「海外の会社」という印象はあっても、具体的にどの国かまでは知らない、という人が多いのではないでしょうか。

結論を先にお伝えします。EAはアメリカの会社です。正式名称は「Electronic Arts(エレクトロニック・アーツ)」といい、アメリカ・カリフォルニア州レッドウッドシティに本社を構えています。東京でいえば、シリコンバレーと呼ばれるIT企業集積地のすぐ近くに位置するエリアです。

EAの正式名称と本社所在地

EAの正式名称は「Electronic Arts Inc.(エレクトロニック・アーツ株式会社)」です。略称の「EA」は「Electronic Arts(電子芸術)」の頭文字を取ったものです。

本社はアメリカ・カリフォルニア州レッドウッドシティ(Redwood City)にあります。サンフランシスコから南に約40キロほど離れたシリコンバレー近郊の都市で、Apple・Google・Metaといったビッグテック企業と同じ地域圏に位置しています。

1982年に設立された老舗企業であり、現在は世界各地にオフィスを展開しています。社員数は全世界で約1万人以上にのぼり、ゲーム業界においてはActivision BlizzardやTake-Two Interactiveと並ぶ世界的な大手パブリッシャーの一角を占めています。

「EA Sports」と「EA Games」の違い

EAのロゴをよく見ていると「EA Sports」と「EA Games」という2種類の表記があることに気づく方もいるかと思います。どちらも同じEAの製品ですが、対象とするジャンルが異なります。

「EA Sports」はその名の通り、スポーツジャンルのゲームブランドです。FIFA(現FC)シリーズ・Madden NFL・NBA Liveなど、実際のスポーツをテーマにしたタイトルを展開しています。「EA Sports, It’s in the game.(EA Sports、それはゲームの中にある)」というキャッチコピーは、一度聞いたら耳に残るほど有名です。

「EA Games」はスポーツ以外の幅広いジャンル向けのブランドです。Apex LegendsやThe Simsシリーズ、Need for Speed(ニード・フォー・スピード)など、RPGやシミュレーション、アクションシューターといった多彩なジャンルの作品が揃っています。どちらもアメリカ本社のEAが手がけているブランドであり、国籍に違いはありません。

なぜ「どこの国か」が分かりにくかったのか

英語のWikipediaや公式サイトには情報が大量に掲載されているため、「どこの国か」という単純な質問への答えが見つかりにくい、という声があります。また、EAが世界各地に開発スタジオを持っていることから「EAはカナダの会社では?」「スウェーデンじゃないの?」という誤解も生まれやすい状況があります。

カナダやスウェーデンといった印象が出てくる理由は、EAが買収した開発スタジオの所在地からきています。例えばカナダには「EA Vancouver」「BioWare(エドモントン)」、スウェーデンには「DICE(ストックホルム)」といったスタジオがあります。これらは各国の現地スタジオですが、親会社のEA本体はあくまでもアメリカの企業です。工場が海外にあっても、その会社の国籍は本社のある国で判断するのと同じ考え方です。


EAの歴史——40年以上にわたる軌跡

ゲーム業界の歴史を示すタイムラインと古いゲームデバイスのイラスト

「EAって最近できた会社なの?」と思う方もいるかもしれませんが、実はゲーム業界の中でも特に長い歴史を持つ老舗企業のひとつです。1982年の創業から現在に至るまでの歩みを、分かりやすく振り返ってみましょう。

創業からスポーツゲームへの進出(1982年〜1990年代)

EAは1982年、トリップ・ホーキンス(Trip Hawkins)によってカリフォルニア州で設立されました。創業当時はApple IIやAtari向けのソフトウェアを販売するパブリッシャーとして出発しています。

当時のゲーム業界は黎明期にあり、EAは開発者を「アーティスト」として前面に押し出すマーケティング手法で注目を集めました。レコードジャケットのようなパッケージデザインで開発者の顔写真を掲載するという斬新なアプローチは、当時の業界では異彩を放っていました。

1980年代後半から1990年代にかけて、EAはスポーツゲーム市場に本格的に参入します。1989年にはJohn Madden Football(後のMadden NFLシリーズ)をリリース。1993年にはFIFAシリーズ第一作となる「FIFA International Soccer」を発売し、スポーツゲームの定番タイトルとして世界中にファンを獲得していきます。

大規模買収戦略と業界の巨人へ(1990年代〜2000年代)

1990年代後半から2000年代にかけて、EAは積極的なスタジオ買収によって急成長を遂げます。有名どころをいくつか挙げると、以下のようなスタジオがEAの傘下に入っています。

「BioWare(バイオウェア)」は、カナダ・エドモントンに本拠を置く著名なRPGスタジオです。Mass Effect(マスエフェクト)やDragon Age(ドラゴンエイジ)シリーズで知られる、世界的に高い評価を受けるスタジオです。2007年にEAが買収しました。

「DICE(ダイス)」は、スウェーデン・ストックホルムを拠点とする開発スタジオです。Battlefield(バトルフィールド)シリーズを手がけており、高品質なグラフィックと大規模な戦場表現で根強い人気を誇ります。2006年にEAが買収しています。

「Respawn Entertainment(レスポーン・エンタテインメント)」は、Titanfall(タイタンフォール)シリーズとApex Legendsを開発したアメリカのスタジオです。2017年にEAが買収し、Apex Legendsは2019年のリリース後に世界的な人気を獲得しました。

このように、EAは自社開発だけでなく、すでに技術力や実績のあるスタジオを買収することで、多彩なジャンルのIPを手に入れてきました。いわば「腕利きのシェフをヘッドハンティングして、大きなレストランチェーンを運営する」というやり方で成長してきた会社です。

近年のEA——サブスクとデジタル配信への転換

2010年代以降、EAはゲームの販売モデルをパッケージからデジタルへと大きく舵を切っています。「EA app(旧EA Origin)」というPCゲーム向けの配信プラットフォームを運営しており、EAタイトルを直接購入・ダウンロードできる仕組みを整えました。

さらに「EA Play(イーエー・プレイ)」というサブスクリプションサービスも展開しています。月額料金を支払うことで、EAの多数のタイトルが遊び放題になるサービスです。動画配信でいえばNetflixやAmazon Prime Videoのような仕組みと考えると分かりやすいかもしれません。

2023年には「FIFAシリーズ」が「EA FC(イーエー エフシー)」に名称変更されました。長年使用してきた「FIFA」の名称はFIFA(国際サッカー連盟)とのライセンス契約に基づくものでしたが、契約終了に伴い独自ブランドへ移行しています。シリーズとしての内容は継続しており、日本でも「EA Sports FC」として親しまれています。


EAの代表的なゲームタイトルと日本での展開

サッカーや銃などのゲームを楽しむ若者とゲームデバイスのイラスト

「EAのゲームは知っているけど、どれがEAのタイトルなのかよく分からない」という方のために、代表作とその特徴をまとめておきます。日本でもプレイできるタイトルが豊富にあり、日本語対応も多くなっています。

スポーツゲームの代名詞——EA Sportsタイトル群

EA Sportsブランドを代表するタイトルは、スポーツ好きの方なら必ず聞いたことがあるものばかりです。

「EA Sports FC(旧FIFAシリーズ)」は世界でもっとも売れているサッカーゲームシリーズのひとつです。実在するチーム・選手のデータを使ったリアルな試合体験が人気で、日本でもPlayStation・Xbox・PC(Steamなど)で購入できます。毎年最新作がリリースされており、シリーズ累計の販売本数は数億本規模に達しています。

「Madden NFL(マデン・エヌエフエル)」はアメリカンフットボールの公式ライセンスゲームです。日本ではアメフトのファン層が限られますが、北米市場では毎年もっとも売れるゲームのひとつとして知られています。

「NHL(エヌエイチエル)」シリーズはアイスホッケーをテーマにしたスポーツゲームで、北米・ヨーロッパ方面で根強い人気があります。また「UFC(ユーエフシー)」シリーズは総合格闘技をテーマにしており、格闘ゲームが好きな方にも知名度があります。

世界的人気タイトル——EA GamesとRespawnの作品群

スポーツ以外のジャンルでも、EAは数々のヒット作を生み出してきました。

「Apex Legends(エイペックス・レジェンズ)」は2019年にリリースされたバトルロイヤル型の基本無料FPS(ファーストパーソンシューター)です。EAが買収したRespawn Entertainmentが開発したタイトルで、日本でもPC・PlayStation・Xboxでプレイ可能です。特定のキャラクター(レジェンド)を選んでチームで戦うスタイルが人気を集め、リリース直後から世界中で爆発的なプレイヤー数を獲得しました。

「The Sims(ザ・シムズ)」シリーズは「人生シミュレーション」というジャンルを確立した代表的なタイトルです。仮想の人物(シム)を作り、家を建て、仕事や恋愛などの生活を自由にシミュレートするというゲームで、特に女性ユーザーにも広くファンがいます。

「Star Wars Jedi(スター・ウォーズ ジェダイ)」シリーズはアクションRPGで、スター・ウォーズの世界観をベースにした一人用ゲームです。Respawn Entertainmentが開発し、日本語吹き替えにも対応しています。

「Need for Speed(ニード・フォー・スピード)」シリーズはストリートレースをテーマにした人気レーシングゲームシリーズです。違法レースや改造車文化をモチーフにしたシリーズで、映画「ワイルド・スピード」が好きな方にも刺さるタイプの作品です。

日本でEAのゲームを遊ぶには

日本でEAのゲームを購入・プレイするには、いくつかの方法があります。

PlayStation StoreやMicrosoft Store(Xbox)で個別タイトルをデジタル購入するのがもっとも手軽な方法です。主要タイトルは日本のストアでも取り扱いがあり、日本語対応のタイトルも増えています。

PCでプレイする場合はSteamまたはEA appから購入できます。EA appはEAが自社で運営するゲーム配信プラットフォームで、EAタイトルを直接ダウンロードして遊ぶことができます。

「EA Play(イーエー・プレイ)」に加入すると、月額料金でEAの幅広いタイトルが遊び放題になります。PlayStation PlusのエクストラプランやXbox Game Passとも連携しており、すでにこれらのサービスに加入している方はEAタイトルを追加料金なしで遊べる場合もあります。


EAの日本法人と日本語サポート体制

日本地図と日本語サポートの安心感を示すカスタマーサービスのイラスト

「海外の会社のゲームって、日本語サポートがちゃんとあるのかな?」と心配している方もいるかもしれません。結論からいえば、EAは日本法人を設立しており、日本語での対応が整っています。

エレクトロニック・アーツ株式会社の存在

EAは日本に「エレクトロニック・アーツ株式会社」という日本法人を持っています。この会社が日本市場向けの販売・マーケティング・カスタマーサポートを担当しており、日本語版タイトルの発売やユーザーサポートを提供しています。

日本法人があるということは、日本語でサポートを受けられる体制が整っているということです。ゲームを購入した後に不具合が起きたり、アカウントにトラブルがあったりした場合でも、日本語のサポートページやカスタマーサービスに問い合わせることができます。

日本語対応タイトルの充実

EAのタイトルの多くは日本語に対応しています。Apex LegendsやEA Sports FCシリーズ、Star Wars Jediシリーズなどは字幕・音声ともに日本語版が用意されており、英語が苦手な方でも問題なく遊べます。

タイトルによっては英語音声のみで字幕のみ日本語対応、というものもありますが、その場合もゲームの進行に支障がない形で日本語化されているケースがほとんどです。購入前に各ゲームの商品ページで日本語対応状況を確認することをおすすめします。PlayStation StoreやSteamの商品ページには言語対応の情報が記載されています。

EAのカスタマーサポートを使う場面

EAのカスタマーサポートが役に立つのは、たとえば以下のような場面です。EA appのアカウントにログインできない場合や、購入したゲームがダウンロードできない場合、ゲーム内で購入した課金アイテムが反映されていない場合などです。

サポートへの連絡はEA公式サイトの「ヘルプ」ページからアクセスできます。チャットによるリアルタイムサポートのほか、メールによる問い合わせにも対応しています。日本語での問い合わせに対応したオペレーターが対応するため、英語が話せなくても安心して利用できます。


EA Playと主要サービス——サブスクでお得に遊ぶ方法

サブスクリプションサービスを示す多数のゲームアイコンとスマートフォンのイラスト

EAのゲームに興味が出てきたけれど、いきなりタイトルを買うのは少し迷うという方には、EAが提供するサブスクリプションサービスを試してみるのもひとつの選択肢です。

EA Playとは何か

「EA Play(イーエー・プレイ)」はEAが運営するゲームサブスクリプションサービスです。月額または年額の料金を支払うことで、EAの多数のタイトルが遊び放題になります。動画配信でいえばNetflixに近いイメージで、ひとつのサービスに加入するだけで多数のコンテンツにアクセスできる仕組みです。

EA Playには「EA Play」と「EA Play Pro」の2つのプランがあります。通常の「EA Play」はPlayStation・Xbox・PCで利用可能で、EAの人気タイトルのカタログへのアクセスや、新作タイトルの体験版を最大10時間プレイできる特典などが含まれます。「EA Play Pro」はPC専用のプランで、EAの新作タイトルを発売日から遊べる特典があります。

PlayStation PlusやXbox Game Passとの連携

EA Playはほかのサブスクリプションサービスとも連携しています。PlayStation Plusのエクストラプランまたはプレミアムプランに加入している場合、EA Playのタイトルカタログに追加料金なくアクセスできます

Xbox Game PassのUltimateまたはPC Game Passに加入している場合も、EA Playのカタログがセットで利用できます。Xboxユーザーであれば、Game Passに加入するだけでEAの多数のタイトルを追加費用なしで楽しめるため、コストパフォーマンスが非常に高いといえます。

EA app——PCでのゲーム管理の拠点

PC(Windows)でEAのゲームを遊ぶ場合、「EA app」というデスクトップアプリが必要になるケースがあります。かつては「EA Origin(オリジン)」という名称で知られていたサービスが、2023年に「EA app」へとリニューアルされました。

EA appではEAタイトルの購入・ダウンロード・起動のほか、フレンドリストの管理や実績(アチーブメント)の確認などができます。SteamでEAのタイトルを購入した場合でも、プレイ時にEA appの起動が要求されることがあります。無料でダウンロードできるアプリなので、PCでEAのゲームを遊ぶ予定がある方は事前にインストールしておくとスムーズです。


まとめ——EAはアメリカ発の信頼できるゲームパブリッシャー

この記事では「EAはどこの国の会社か」という疑問を起点に、EAの概要・歴史・代表タイトル・日本での展開・主要サービスまで一通り解説してきました。

改めてポイントを整理すると、EAはアメリカ・カリフォルニア州レッドウッドシティに本社を置くゲームパブリッシャーで、1982年創業の老舗企業です。FIFA(現EA Sports FC)・Apex Legends・The Simsなど幅広いジャンルで世界的なヒット作を多数保有しており、世界最大級のゲーム会社のひとつに数えられています。

日本法人「エレクトロニック・アーツ株式会社」が存在しており、日本語サポートも充実しています。EA Playというサブスクリプションサービスを使えば多数のタイトルが月額料金で遊べるため、気になるタイトルがある方はまず試してみることをおすすめします。

「EAってどこの国の会社?」と聞かれたら、自信を持って「アメリカの会社だよ」と答えられるようになっていれば、この記事の目的は達成です。ぜひEAのタイトルを楽しんでみてください。


よくある質問

よくある質問を示す吹き出しと疑問符のイラスト
EAはどこの国の会社ですか?

EAはアメリカの会社です。正式名称は「Electronic Arts(エレクトロニック・アーツ)」で、アメリカ・カリフォルニア州レッドウッドシティに本社を置いています。1982年に創業した老舗企業で、世界最大級のゲームパブリッシャーのひとつです。

EAの代表的なゲームタイトルにはどんなものがありますか?

EA Sports FCシリーズ(旧FIFAシリーズ)やApex Legends、The Simsシリーズ、Need for Speedシリーズなどが代表的なタイトルです。スポーツゲームから基本無料のバトルロイヤル、ライフシミュレーションまで幅広いジャンルを展開しており、いずれも日本でもプレイ可能です。

EAは日本語でサポートを受けられますか?

はい、EAは「エレクトロニック・アーツ株式会社」という日本法人を持っており、日本語でのカスタマーサポートを提供しています。EA公式サイトのヘルプページからチャットやメールで日本語問い合わせが可能で、アカウントのトラブルやゲームの不具合にも対応しています。


まとめ

EAはアメリカ・カリフォルニア州レッドウッドシティに本社を置く、1982年創業の世界最大級ゲームパブリッシャーです。FIFA(現EA Sports FC)・Apex Legends・The Simsなど多彩なジャンルで世界的ヒット作を持ち、日本法人による日本語サポートも整っています。EA Playのサブスクサービスを使えば月額で多数タイトルが遊び放題になります。「EAはアメリカの会社」という基本知識を押さえたうえで、気になるタイトルをぜひ体験してみてください。

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