Pacsafeは1998年オーストラリア・シドニー発祥の防犯バッグ専門ブランドです。本社はシンガポール。信頼性と防犯技術、選び方まで解説します。
Pacsafe(パックセーフ)はどこの国のブランド?素性をひと目で整理

防犯バッグを探していて「Pacsafe」という名前にたどり着いたものの、聞き慣れないブランドに手が止まっている。 そんな人は少なくない。
高い買い物の前に「これってどこの国のメーカー?信頼して大丈夫なやつ?」と確かめたくなるのは、賢い消費者として当然の反応だ。 まずはPacsafeの素性を、結論から整理しておこう。
結論——1998年、オーストラリア・シドニーで生まれた
Pacsafe(パックセーフ)は、1998年にオーストラリア・シドニーで創業したトラベルセキュリティ専門ブランドだ。 バッグの「ついで」に防犯機能を足したのではなく、最初から「旅行者を盗難から守る」という一点のために生まれた。
創業の背景には、当時のバックパッカーが直面していたリアルな問題があった。 カフェの椅子に荷物を置いた隙に盗まれた、ホステルで就寝中にリュックを開けられた——こうした実体験が開発の出発点になっている。
オーストラリアは世界有数のバックパッカー大国で、長期海外旅行の文化が根づいている。 その土地で生まれたからこそ、旅先の盗難リスクへの問題意識は創業当初から飛び抜けて高かった。
創業から四半世紀が経った今も、Pacsafeは「防犯特化のトラベルバッグ」というポジションをぶれずに守り続けている。 これが、ブランドの素性を語るうえでの一番の幹だ。
シンガポール本社への移転と世界50カ国への展開
創業地のシドニーで事業を始めたPacsafeは、その後アジアビジネスの中心地であるシンガポールへ本社を移している。 「発祥はオーストラリア、現在の本社はシンガポール」という二段構えが、ブランドの現在地だ。
シンガポールは物流・金融・テクノロジーの面で世界トップクラスの環境を持つ、東南アジアのハブ都市である。 世界中のブランドがアジア太平洋の拠点に選ぶのは、ビジネスの展開しやすさと地理的な優位性があるからだ。
現在、Pacsafeの製品は日本を含む世界50カ国以上で販売され、アジア・ヨーロッパ・北米に販売網を持つ。 本社がシンガポールにあるのは、ローカルな小さな会社ではなく、国際的な基盤を持つ企業へ成長した証と言える。
拠点が変わっても、核にある「旅行者の安全を守る」という思想は創業以来ひとつもぶれていない。 だからこそ、出身国を知ると不安よりも信頼が先に立つはずだ。
日本はAFコーポレーションが正規代理店
AFコーポレーションは1977年設立の老舗で、アウトドア業界で信頼される複数ブランドの正規代理店を手がけてきた。 Pacsafeの日本語公式サイトもAFが運営しており、製品保証やアフターサービスも正規ルートで受けられる。
正規ルートを選べば、日本語サポートが受けられるだけでなく、偽造品や品質の不確かな並行輸入品を避けられる。 防犯バッグという製品の性質上、品質保証は特に重要な判断基準になる。
ここまでの素性を、ひと目で確認できるように表にまとめておく。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド名 | Pacsafe(パックセーフ) |
| 創業年 | 1998年 |
| 発祥国 | オーストラリア(シドニー) |
| 現在の本社 | シンガポール |
| ジャンル | トラベルセキュリティ(防犯バッグ)専門 |
| 展開国 | 世界50カ国以上 |
| 日本の正規代理店 | AFコーポレーション(1977年設立) |
なぜ「旅行者専門の防犯ブランド」と呼ばれるのか

「防犯機能つきのバッグなら、他のメーカーにもあるんじゃないの?」と思う人もいるだろう。 確かに近年は、防犯ポケットや鍵つきジッパーを備えたバッグは増えてきた。
それでもPacsafeが「旅行者専門の防犯ブランド」として別格に語られるのは、防犯への向き合い方の深さが違うからだ。 その違いを、設計思想・開発姿勢・コミュニティの三つの角度から見てみよう。
一般的なバッグメーカーとの設計思想の違い
一般的なバッグメーカーの開発の出発点は「収納力」「デザイン」「素材の耐久性」だ。 防犯機能は、それらを満たしたうえで「おまけとして後から足す機能」として扱われることが多い。
Pacsafeのアプローチは真逆だ。 開発の出発点は「旅行中に起こりうる盗難のシナリオ」そのものである。
スリがどう手を入れてくるか、ひったくりがどうバッグを奪うか、スキマーがどうカードを読み取るか。 こうした具体的な犯罪手口から逆算して、製品の仕様が設計されている。
家づくりにたとえるなら分かりやすい。 一般的なメーカーが「きれいな家を建ててから鍵をつける」のに対し、Pacsafeは「そもそも侵入されない構造から家を設計する」ようなものだ。
その結果、外見は防犯バッグに見えないスタイリッシュさを保ちながら、内部には高度な防犯機構が組み込まれている。 この「逆算の設計思想」こそ、専門ブランドである証だ。
世界の盗難手口を研究し続ける開発姿勢
Pacsafeが特異なのは、世界各地の旅行リスクを継続的に調査・研究し、その知見を製品開発に反映し続けている点だ。 机上の空論ではなく、現場で起きている事実から製品をつくっている。
ヨーロッパのスリ多発都市(パリ・バルセロナ・ローマなど)、東南アジアのひったくり多発エリア、公共交通でのスキミング被害。 こうした地域ごとの手口の特性を分析し、それぞれに対応した防御機能を製品へ落とし込んでいる。
「どの地域を旅する人が、どんなリスクに直面するか」を想定したラインナップが揃っているのも、この研究開発の成果だ。 旅先のリスクに合わせて最適な対策を選べる幅広さは、専門ブランドならではの強みと言える。
防犯は一度作って終わりではなく、手口の進化に合わせて更新し続ける必要がある。 その地道なアップデートを続けてきたことが、ブランドへの信頼を支えている。
旅行者コミュニティとの連携が生む実用性
Pacsafeは、バックパッカーやトラベルブロガー、冒険家といった「実際に世界を旅する人々」とのつながりを大切にしてきた。 使う人の生の声が、製品の改善サイクルを回している。
たとえばドミトリー(相部屋)に泊まるとき、シャワー中にベッド周りの荷物が心配になる。 単独行動で荷物を見てくれる人がいないとき、席を立つたびに気を張る。
こうした「旅人なら誰もが経験する不安」を製品にフィードバックできるのが、コミュニティと結びついたブランドの強みだ。 宿のラゲッジルームに預ける際の安心感まで、実体験から逆算して設計されている。
世界を旅する人たちが現に「Pacsafeを選ぶ」という事実は、カタログスペックでは測れない実用性の裏付けでもある。 評判が口コミで広がってきたことが、何よりの社会的証明だ。
Pacsafeを支える4つの独自防犯技術

「防犯バッグと言っても、具体的に何が違うの?」という疑問はもっともだ。 ここを理解せずに買うと、ただ高いだけのバッグに見えてしまう。
Pacsafeの安全性は、4つの独自技術に支えられている。 それぞれが「どんな盗難手口に効くのか」を、専門用語を避けて説明する。
Carrysafe(キャリーセーフ)——切断から守るワイヤーメッシュ
キャリーセーフとは、バッグ本体や肩ひも・ハンドルの内部に、細いスチールワイヤーのメッシュ(網)を仕込んだ構造のことだ。 布地の下に、見えない金属の鎧を一枚着せているイメージに近い。
想像してみてほしい。 鋭いナイフでバッグを切りつけても、布を貫いた刃はワイヤーの壁に阻まれて中まで届かない。
東南アジアで多い「オートバイで近づき肩ひもを切って奪う」ひったくりにも、この技術が効く。 ひもを切ろうとしても内部のワイヤーが切断を防ぐため、バッグごと持ち去られにくい。
ワイヤーはあくまで内側に隠れているので、外から見ただけでは普通のバッグと変わらない。 「防犯バッグだ」と犯人に気づかれにくい点も、実は大きな抑止力になる。
RFIDブロッキング——デジタルスリから情報を守るシールド
RFIDブロッキングとは、クレジットカードや交通系ICカード、パスポートのICチップへの不正な電波読み取りを遮断する技術だ。 「触れずに盗む」タイプの新しいスリへの備えである。
近年、スキマーと呼ばれる読み取り機をバッグや財布にかざすだけで、非接触カードの情報を抜き取る手口が増えている。 本人がまったく気づかないまま情報が盗まれ、帰国後の明細で初めて被害に気づくケースも多い。
Pacsafeの対応ポケットは、電波を遮る特殊素材でできている。 電子レンジが外に電波を漏らさないのと同じ原理で、ポケットの中のカードを電波からまるごと隔離する。
財布やパスポートをこのポケットに入れておくだけで、かざすだけのスキミングを物理的に成立させない。 デジタル時代の盗難に、アナログな「壁」で対抗するのがこの技術だ。
スマートジッパー——こじ開けを防ぐ固定機構
スリの定番手口のひとつが「ジッパー開け」だ。 人混みの中で後ろから静かにスライダーを引き、財布やスマホを抜き取る。
Pacsafeのスマートジッパーは、ジッパーの引き手をバッグ本体のフックやループに固定できる設計になっている。 外からスライダーをつかんで引こうとしても、固定されていて動かせない。
さらにモデルによっては、引き手を隠す形状にして「どこを引けばいいか」を分かりにくくしている。 犯人が素早く抜き取ろうとしても、開かないことで時間を稼げる。
スリは「数秒の抵抗」を嫌い、次のターゲットへ移る習性がある。 Pacsafeはその「ちょっとした手間」をあえて設計に組み込み、狙われにくくしている。
ロードガード——丸ごと固定する最終防衛線
ロードガードは、バッグ全体を固定物(椅子の脚・テーブル・ポールなど)にワイヤーやストラップで繋ぎとめるシステムだ。 盗難対策の「最後の砦」と言っていい。
カフェでの作業中、電車での仮眠中、チェックインの行列の中。 荷物から目を離さざるを得ない瞬間に、バッグごと持ち去られる「置き引き」のリスクが生じる。
ワイヤーケーブルはスチール製で、素手や工具なしに切断するのは難しい。 椅子の脚に固定しておけば、席を立った隙に丸ごと奪われる事態を大幅に減らせる。
キャリーセーフ・RFIDブロック・スマートジッパー・ロードガードという4技術は、それぞれ別々の手口に対応している。 組み合わせれば、旅行中に直面するほぼすべての盗難リスクを一台でカバーできる設計だ。
海外旅行の盗難リスクとPacsafeの対応力

海外旅行で直面する盗難リスクは、国内とは比べものにならないほど多様で巧妙だ。 具体的な手口と、それにPacsafeがどう応えるかを見ていこう。
ヨーロッパ・東南アジアで実際に多い手口
ヨーロッパで典型的なのは、チラシを近づけて注意をそらす間に財布を抜く手口や、混雑した地下鉄で背後からジッパーをゆっくり開ける手口だ。 子ども連れや地図を広げた人を装い、協力を求める隙を突くケースもある。
東南アジアではオートバイによるひったくりが多い。 歩道を歩いていると、背後から来たバイクが肩のバッグを奪って走り去る——一瞬の出来事だ。
スキミングは「気づかないまま終わる」のが厄介で、帰国後に明細を見て初めて被害が分かる。 どの手口も、日常生活では想定しにくい「旅行者特有の隙」を狙ってくる。
4つの技術が各リスクにどう効くか
前述の4技術を、被害シナリオに当てはめると対応関係がはっきりする。 「なんとなく安全そう」ではなく、手口ごとに効く理由があるのがPacsafeの強みだ。
ジッパー開けにはスマートジッパー、ひったくりにはキャリーセーフのワイヤー、スキミングにはRFIDブロック、置き引きにはロードガード。 このように、リスクと技術が一対一で噛み合っている。
| 想定される手口 | 主に効く技術 | 守られる場面 |
|---|---|---|
| ジッパー開けスリ | スマートジッパー | 混雑した観光地・地下鉄 |
| ひったくり・切り裂き | キャリーセーフ(ワイヤー) | 路上・バイクの多いエリア |
| スキミング | RFIDブロッキング | 空港・人混み・公共交通 |
| 置き引き | ロードガード | カフェ・待合・仮眠時 |
「どのリスクにも一通り応えられる」点が、Pacsafeを総合的な防犯ソリューションにしている。 単機能の防犯グッズを何個も持ち歩くより、はるかに身軽で確実だ。
「守られている」安心が旅の質を変える
防犯バッグの効果は、物理的に盗難を防ぐことだけではない。 「守られている」という心理的な安心感が、旅行そのものの質を変える。
スリが多いと言われる広場で名画や街並みを楽しもうとしても、「後ろから手が伸びてこないか」という緊張は消えにくい。 だが「ジッパーは固定、ストラップは切れない」と分かっていれば、その緊張はかなり和らぐ。
不安を抱えたまま観光するのと、安心して街に集中できるのとでは、旅の満足度が大きく変わる。 防犯バッグへの投資は「物を守る」だけでなく「旅行体験そのものを守る」投資でもある。
ドミトリー泊でも、単独行動でも、宿に荷物を預けるときでも。 「これなら大丈夫」と思える道具が一つあるだけで、旅の自由度は驚くほど広がる。
旅行スタイル別・Pacsafeのおすすめモデル

ラインナップが幅広いぶん、「結局どれを選べばいいの?」という声は多い。 旅行スタイル・荷物量・旅先のシーンに合わせて選べるよう、代表的なモデルをスタイル別に紹介する。
競合サイトでよく挙がる定番に加え、組み合わせて使いたいサブ向けモデルまで含めて整理した。 気になるモデルから、自分の旅に重ねて読んでみてほしい。
バックパック派に——容量と防犯を両立するモデル
Pacsafe Vibe 20Lは、日帰り〜1泊の身軽な旅にちょうどいい容量だ。 ボディ全体にキャリーセーフのワイヤーを内蔵し、背面の隠しポケットにパスポートや財布を背中側へ収められる。
Pacsafe Metrosafe LS450は、2〜3泊や機内持ち込みのメインバッグに向く大きめモデルだ。 ノートPCスロットを備え、ロードガードで座席やベンチに固定できるため、出張を兼ねる旅行者にも使いやすい。
Pacsafe Metrosafe X コミューターバックパック(13インチ対応)は、通勤と旅行を一台で兼ねたい人向けだ。 日常の電車内でも違和感のないデザインで、防犯機能はそのまま日々の備えになる。
長期の旅やアクティブ派には、Pacsafe Venturesafe EXP45 トラベルパックが頼もしい。 機内持ち込みサイズの大容量に防犯機構を備え、バックパッカー的な移動の多い旅程に対応する。
ショルダー・クロスボディ派に——街歩きで活躍するモデル
Pacsafe Metrosafe LS120は、街歩きやショッピングに最適なコンパクトショルダーだ。 RFIDブロックとスマートジッパーを両搭載し、ストラップは切断耐性のあるキャリーセーフ仕様になっている。
Pacsafe Citysafe CX アンチセフト クロスボディは、旅行バッグに見えないスタイリッシュさが魅力だ。 磁気ロック式のフラップは外から開け方が分かりにくく、ヨーロッパの観光地で特に高い防犯効果を発揮する。
クロスボディは体の前で抱えられるため、人混みでも視界と手の届く範囲に貴重品を置ける。 「街歩きの相棒」として、最初の一台に選ばれやすいカテゴリーだ。
ウエスト・ネックポーチ派に——貴重品の最終防衛ライン
Pacsafe Vibe 5L ヒップパックは、宿に大荷物を置いて身軽に動きたいときに重宝する。 スマホ・財布・モバイルバッテリーがちょうど入り、体に密着させて常に位置を確認できる。
パスポートや予備現金の「最終防衛」には、Pacsafe Venturesafe X マネーベルトが心強い。 衣服の下に着けるタイプで外からは存在に気づかれず、RFIDブロック素材で電子情報も守る。
首掛けで使うなら、Pacsafe Coversafe X75 ネックポーチが定番だ。 ひもにキャリーセーフのワイヤーが入り、空港でのパスポート情報漏洩リスクにも対応する。
財布そのものを守るなら、Pacsafe Rfidsafe V150 二つ折りウォレットが入門に向く。 カード4〜5枚と紙幣・コインが収まり、軽量で普段使いにもなじむため「まずPacsafeを試す」一品にもよい。
失敗しないPacsafeの選び方と他ブランドとの違い

モデル紹介を読んで「良さそうだけど一つに絞れない」という人も多いはずだ。 選び方の軸を整理すれば、自分にとっての最適解が見えてくる。
最後に、選び方の基準・シリーズの違い・他ブランドとの差を順に確認しておこう。 ここまで読めば、納得して一台を選べるはずだ。
旅行日数・荷物量・旅先で変わる選び方
選ぶときの基準は「旅行日数」「持ち歩く荷物の量」「旅先のリスク環境」の三つだ。 この三つを書き出すだけで、候補はぐっと絞れる。
日帰り〜2泊程度なら、コンパクトなショルダーやヒップパックで足りることが多い。 貴重品だけを防犯バッグに入れ、残りはホテルのセーフティボックスを使うのが理想だ。
1週間以上の長旅なら、大容量バックパックが軸になる。 大型の防犯バックパックと、身軽に動ける小型サブを組み合わせる「二刀流」が有効だ。
旅先のリスクも重要だ。 スペイン・イタリア・フランスの観光地やバンコク・バリなどは被害報告が多く、防犯機能の優先度を上げて選びたい。
シリーズ別の特徴と価格帯
Pacsafeには複数のシリーズがあり、防犯性能と価格・デザインのバランスが異なる。 ざっくり性格を掴んでおくと、モデル選びが速くなる。
Metrosafe(メトロセーフ)は都市観光向けの主力ラインで、防犯機能をフル搭載しつつ日常にもなじむ。 Vibe(バイブ)は軽量・コンパクト重視で、長時間でも疲れにくいアクティブ派向けだ。
Venturesafe(ベンチャーセーフ)はタフさと大容量を重んじるアウトドア・長期旅行向け。 Citysafe(シティセーフ)はファッション性を重視し、旅行バッグに見えないデザインが魅力だ。
| シリーズ | 性格 | 価格帯の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Metrosafe | 都市観光の主力・機能フル搭載 | 1.5万〜3万円台 | 旅行も日常も一台で |
| Vibe | 軽量・コンパクト | 1万〜2.5万円台 | 身軽に動きたい人 |
| Venturesafe | タフ・大容量 | 2万〜4万円台 | 長期・アウトドア派 |
| Citysafe | ファッション性重視 | 1.5万〜3万円台 | デザイン優先の街歩き |
価格だけで判断せず、「自分の旅で一番効く機能は何か」を軸に選ぶと後悔しにくい。 迷ったら、最も用途の広いMetrosafeから検討するのがおすすめだ。
他ブランドと比べてなぜ「一択」と言われるのか
防犯バッグ市場にはPacsafe以外のブランドも参入している。 それでも旅行者の間で「防犯バッグの定番」として語られるのには理由がある。
最大の差は「防犯機能の複合性」だ。 ワイヤーメッシュ・RFIDブロック・スマートジッパー・ロードガードの4機能を同時に製品化しているブランドは、現時点ではPacsafeに限られる。
多くの競合はこのうち1〜2機能の搭載にとどまる。 たとえば人気のEASTPAKのような汎用バックパックはデザインや容量に強みがあるが、旅行特化の複合防犯という観点ではPacsafeに分がある。
もうひとつは「専門性の深さ」だ。 防犯を後付けしたバッグと、防犯のために設計したバッグでは、使い勝手・耐久性・細部の完成度で差が出る。
加えて、日本ではAFコーポレーションの正規ルートでアフターサービスを日本語で受けられる。 「一択」と言われるのは、機能・専門性・サポートの三拍子が揃っているからだ。
購入前に押さえたい重さ・デザイン・価格のリアル

バッグを手に取る前に「これは大丈夫?」と引っかかるポイントがいくつかある。 Pacsafeを検討する人からよく挙がる三つの不安に、正直に答えておく。
ここをクリアにしておけば、買ってから「思っていたのと違う」と感じることはほぼなくなる。 重さ・デザイン・価格の順に見ていこう。
重くて疲れない?実際の重量感
「防犯機能が多いぶん、重いのでは?」という心配はよく聞く。 確かにワイヤーを内蔵するぶん、同サイズの普通のバッグよりは多少重い。
ただし、想像するほどの差ではない。 たとえばコンパクトショルダーで一般品との差は100g前後——コップ一杯の水より軽い差分と考えれば許容範囲だろう。
バックパックタイプも、20Lクラスとしては標準的な重量に収まっている。 「防犯バッグ=重い」という先入観は、実際に背負うと解消されることが多い。
疲れにくさは重量よりも「重心が体に近いか」で決まる。 Pacsafeのバックパックは背面の密着性を高め、重心を体に引き寄せて歩行時の揺れを抑える設計になっている。
デザインは普段使いできる?
「防犯バッグ」と聞くと、ゴツくて無骨な見た目を想像する人もいるだろう。 だが現在のラインナップを見れば、その印象は大きく変わるはずだ。
Citysafeを中心に、旅行バッグに見えないシンプルでミニマルなデザインが揃っている。 ブラック・グレー・ネイビー・カーキなどの定番色が中心で、服装を選ばずコーディネートしやすい。
旅行用に買った人が「気に入って日常でも使うようになった」というケースは多い。 スリの多い繁華街や混雑した電車内では、むしろ通勤・通学にこそ向いている。
サイズ感も街中での使用を意識したものが多く、旅行特化の大げさなシルエットではない。 「旅にも普段にも使える一本」という基準で選べるのは、デザインが日常に溶け込むからだ。
価格は高い?投資価値の考え方
Pacsafeは同サイズの一般的なバッグより価格が高めで、主力は2万〜3万円台だ。 「ちょっと手が出ない」と感じる人もいるだろう。
だが、価格は「何と比べるか」で見え方が変わる。 海外でスリに遭った場合、現金・スマホ・パスポート再発行・崩れた旅程まで含めれば、損失は数十万円規模になりかねない。
その視点で見れば、3万円以下の防犯バッグは旅行保険に近い投資だ。 さらに、適切に使えば5〜10年は使えるため、年あたりに換算すると負担はぐっと小さくなる。
3万円のバッグを5年使えば年6000円、1日あたり約16円の「安心料」だ。 正規ルートなら製品保証も受けられ、セール時に2〜3割引で狙えるタイミングもある——そう考えると、決して高すぎる買い物ではない。
よくある質問

- Pacsafeはどこの国のブランドですか?
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Pacsafeは1998年にオーストラリアのシドニーで創業したトラベルセキュリティ専門ブランドです。現在はシンガポールに本社を移し、世界50カ国以上で展開しています。日本ではAFコーポレーションが正規代理店を務めており、購入後のサポートも日本語で受けられます。
- Pacsafeの防犯機能は本当に効果がありますか?
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効果があります。Pacsafeは「キャリーセーフ」「RFIDブロック」「スマートジッパー」「ロードガード(ロックダウン)」という4つの独自防犯技術を組み合わせており、これらを同時搭載しているブランドは現時点でPacsafeのみです。スリの手口(引ったくり・ジッパー開け・スキミング)それぞれに対応した設計になっているため、海外旅行の代表的な盗難リスクを一台でカバーできます。
- 初めて買うならどのモデルがおすすめですか?
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海外旅行がメインであれば、Metrosafe(メトロセーフ)シリーズのショルダーバッグが入門として選ばれやすいモデルです。防犯機能がフルに搭載されており、デザインも日常使いに溶け込むシンプルなつくりです。パスポートや現金の「最終防衛ライン」としてCoversafe X25(ネックポーチ)をサブで組み合わせると、より安心感が高まります。
- Pacsafeは他の防犯バッグブランドと何が違いますか?
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最大の違いは、トラベルセキュリティ専業として20年以上の実績を持ち、引ったくり・ジッパー開け・スキミングといった複数の盗難手口に一台で対応する点です。一般的なバッグが防犯ポケットなどの単機能にとどまるのに対し、Pacsafeは4つの独自技術を統合しています。旅先のリスクや用途に合わせてモデルを選べる点も強みです。
- Pacsafeは普段使いや通勤・通学でも使えますか?
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使えます。Metrosafeシリーズなどは防犯機能を備えながら街なかに馴染むシンプルなデザインで、通勤・通学やフェスといった日常シーンでも違和感なく持てます。旅行用と普段使いを兼ねられるため、出張が多い人にも選ばれています。
- Pacsafeのバッグは重くて使いにくくないですか?
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防犯ワイヤーを内蔵する構造のため一般的なバッグよりやや重い傾向はありますが、近年のモデルは素材改良で軽量化が進んでいます。実際の差は数百グラム程度で、盗難リスクから解放される安心感を考えれば許容範囲と感じる人が多いです。荷物量や移動スタイルに合うサイズを選べば負担は抑えられます。
まとめ

Pacsafe(パックセーフ)は1998年にオーストラリア・シドニーで生まれ、現在はシンガポールを本社とするトラベルセキュリティ専門ブランドです。日本ではAFコーポレーションが正規代理店を務め、安心して購入できる体制が整っています。「どこの国のブランドか」を確かめることは賢い消費行動であり、その答えを知ったうえで4つの独自防犯技術の根拠を理解し、自分の旅行スタイルに合うモデルを選べば、海外旅行中の不安は大きく減らせます。旅先での安心は、出発前の準備から生まれます。Pacsafeを一つ肩にかければ、盗難の心配を手放して観光そのものに集中できるはずです。気になったモデルは、まずAmazonや楽天市場で容量や価格、レビューをチェックしてみてください。次の旅を盗難の不安なく思いきり楽しむための、確かな一歩になります。

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