VeSyncはどこの国のブランド?中国発の家電テックと傘下ブランドを徹底解説

AmazonでLevoitやCOSORIの製品を見ていたら「VeSync」という見慣れないメーカー名が気になった、という経験はないだろうか。価格は手頃で評判も良いのに、どこの国の会社なのかが分からず購入をためらってしまう。この記事では、VeSyncがどこの国の企業なのかを正確に解説し、傘下ブランドの一覧・安全性への疑問・実際の評判まで一気にまとめる。読み終えることで、自信を持って購入判断ができるようになる。

AmazonでLevoitの空気清浄機やCOSORIのエアフライヤーを見ていたとき、「VeSync」という聞き慣れないメーカー名が目に入って戸惑った経験はないだろうか。価格は手頃で口コミも良好。でも「中国っぽい名前だけど、本当に大丈夫なの?」という疑問が頭をよぎり、購入ボタンを押せずにいる人も多い。

この記事では、VeSyncがどこの国の企業なのかを正確に解説したうえで、傘下ブランドの一覧や安全性への疑問、実際の評判まで一気にまとめる。読み終わるころには、自信を持って購入判断ができるようになるはずだ。

目次

VeSyncは中国発の家電テックカンパニー

「VeSyncって聞いたことないけど、本当に存在する会社なの?」と感じる人は多い。実はVeSyncは、中国・広東省を拠点とする本格的なグローバル家電メーカーで、世界中で製品を販売している。まずはその素性を整理してみよう。

創業背景と本社所在地

VeSync(ヴィーシンク)は中国・広東省深センに本社を置く、スマートホーム家電に特化したテックカンパニーだ。2012年ごろから事業を拡大し、当初はEtekcity(イーテックシティ)というブランドでキッチンスケールやアウトドア用品を中心に販売を開始した。

深センといえば、AppleやSamsungのサプライヤーが集中する中国の技術ハブとも呼ばれる都市だ。ファーウェイやDJIもここに本社を構えており、グローバルな視点でテクノロジービジネスを展開する企業が密集している。VeSyncもこの環境で育った企業のひとつで、製品開発力と品質管理体制において、他の「謎中国ブランド」とは一線を画している

創業から10年以上が経過した現在は、スマートホームアプリ「VeSync」を軸に、Levoit・COSORI・Etekcity・Pawsyncといった複数のブランドをひとつのエコシステムで管理するプラットフォームビジネスに進化している。「VeSync」という名称は会社名であると同時に、スマートフォンアプリの名前でもあり、各ブランドの製品をひとつのアプリで操作できる統合型スマートホームシステムを指す。

グローバル展開と日本市場での存在感

VeSyncの製品は現在、世界60カ国以上で販売されている。Amazon USでのLevoitやCOSORIの評価件数はそれぞれ100万件を超え、グローバル累計販売台数は数千万台にのぼる。日本市場においても、AmazonやYahoo!ショッピングなど主要ECモールで正規販売が行われており、日本語カスタマーサポートも整備されている。

一般的な「謎中国ブランド」との違いは、正規の販売チャネルと日本語サポートが機能しているかどうかという点だ。VeSyncは公式ストアをAmazonに出店しており、製品購入後のサポート問い合わせ先が明示されている。これは製品トラブルが生じたときに重要な違いとなる。

日本のSNSでも、Levoit製品を中心にインフルエンサーやレビュワーによる口コミが増えており、家電量販店での取り扱いは少ないものの、オンラインチャネルでの認知度は急速に高まっている。コロナ禍を経て在宅時間が増え、空気質や調理環境を気にする人が増えたことも、VeSyncグループの成長を後押しした要因のひとつだ。

売上規模と信頼性の根拠

VeSyncの親会社に相当する企業体は、年間数億ドル規模の売上を持つとされており(非上場のため正確な数値の公開は限定的だが、Amazonのカテゴリリーダーとしての地位は客観的な指標となる)、空気清浄機カテゴリではLevoitがグローバルで常にベストセラー上位に位置している。

これほどの販売規模があると、製品の品質管理やアフターサポートの体制も大企業並みの水準が求められる。クレームや返品対応が機能していなければ、これだけの評価件数と評価点数を維持することはできない。「なんとなく安い中国製品」ではなく、ブランド価値を長期的に育てているという姿勢が、数字に表れている。

VeSyncが傘下に持つブランド一覧と製品の特徴

VeSyncを理解するうえで欠かせないのが、傘下ブランドの関係性だ。「Levoitって別の会社じゃないの?」「COSORIはなぜVeSync製品として扱われているの?」という疑問を持つ人は多い。ここで一気に整理しておこう。

Levoit(レボイト)— 空気清浄機と加湿器の専門ブランド

Levoitは、VeSyncが展開するブランドのなかでも特に日本での知名度が高い。主力製品は空気清浄機と加湿器で、価格帯は1万〜3万円程度のミドルレンジが中心だ。特徴はHEPAフィルターを採用した本格的な空気清浄能力で、花粉・ハウスダスト・PM2.5などの微粒子を99.97%除去できるとされている。

人気モデルのCore 300sは、コンパクトなボディながら18畳相当の清浄能力を持ち、スマートフォンアプリ(VeSync)からのリモート操作や自動モードの設定が可能だ。価格帯が近い国内メーカー製品と比較しても、機能面での競争力は十分にある。Amazonのレビュー件数が10万件を超えるモデルも複数あり、これは実際のユーザーが多いことの証拠だ。

加湿器ラインナップも豊富で、超音波式・気化式・加熱式と複数の方式に対応した製品を取り揃えている。日本の乾燥しがちな冬の室内環境には加湿機能が欠かせないため、空気清浄+加湿のコンボ製品も人気が高い。

COSORI(コソリ)— 調理家電のトップブランド

COSORIはエアフライヤー(ノンフライヤー)で知名度を高めたブランドだ。揚げ物が少量の油で調理できるというコンセプトが健康志向のユーザーにヒットし、米国市場では調理家電カテゴリのAmazonランキング上位を獲得した。

主力モデルのエアフライヤーは、2〜6リットル程度の容量で展開しており、家族の人数や使用シーンに合わせて選べる。フライドポテトやから揚げはもちろん、ローストチキンやクッキーの焼き菓子にも対応できる多機能ぶりが売りだ。デジタルパネルで温度と時間を細かく設定できる点も、慣れてしまえば従来のオーブンより使いやすいと評価する声が多い。

COSORIはエアフライヤー以外にも、電気ケトル・ブレンダー・電気グリルパンなどのキッチン家電を幅広く展開している。調理家電ブランドとしてのラインナップの厚さは、競合の単品特化ブランドに比べて優位性がある。後述するリコール問題について不安を持つ人もいるが、現行モデルでの対応状況も含めて詳しく解説する。

Etekcity(イーテックシティ)— スマートホームとアウトドア家電

Etekcityは、VeSyncブランドの中で最も歴史が長い。キッチンスケール・血圧計・体重計・アウトドア照明など、生活用品を幅広くカバーするブランドだ。VeSync創業期から展開しており、同社がグローバル市場で基盤を築く上での主力ブランドだったといえる。

製品の特徴はシンプルで機能的な設計と、価格の安さだ。キッチンスケールは1,000〜2,000円台から入手でき、精度は食品計量に十分な水準を持つ。スマートホーム対応製品では、スマートプラグやスマート照明がAmazon AlexaやGoogle Homeとの連携に対応しており、手軽にスマートホーム化を始めたい人向けの入口製品として機能している。

日本でのEtekcityの認知度はLevoitやCOSORIに比べてやや低いが、Amazonレビューの件数と評価点数はいずれも高水準を維持しており、実用品として信頼性が高い。

Pawsync(パウシンク)— ペット向け家電の新ブランド

Pawsyncは比較的新しいブランドで、ペット用の自動給餌器・給水器・カメラ付きモニターなどを展開している。ペット家電市場の成長を見据えたVeSyncの新展開といえる。

自動給餌器はスマートフォンアプリで給餌量・給餌時刻を細かく設定でき、外出中でもペットの食事管理ができる。カメラ機能を持つモデルなら、外出先から愛猫・愛犬の様子をリアルタイムで確認することも可能だ。

ペット家電というニッチな市場での展開は、VeSyncがスマートホームエコシステムをライフスタイル全体に拡張しようとしていることを示している。

「中国製だから怪しい?」という不安に正直に答える

中国メーカーの製品を購入するとき、多くの人が心のどこかに「大丈夫かな?」という引っかかりを感じる。VeSyncの製品も例外ではない。ここでは「怪しい?」という疑問に、データと事実で正直に向き合う。

COSORIのリコール問題とその後の対応

2023年、COSORIのエアフライヤーが米国消費者製品安全委員会(CPSC)から大規模リコールを受けた。対象は約200万台で、発火・過熱の危険性があるとされた。この事実は正直に伝えなければならない。

ただし、リコールはCOSORIが問題を隠蔽したのではなく、CPSCとの協力のもとで実施したものだ。製品の安全問題を把握した際に、消費者向けに通知し、交換・返金対応を行うという正規のプロセスを踏んでいる。大手メーカーでも過去にリコールを実施した事例は多々あり、リコールそのものが「悪質企業の証拠」というわけではない

問題はリコール後の製品改善だ。COSORIは以降のモデルで設計変更を行い、過熱保護機能の強化と品質検査プロセスの見直しを実施している。現行モデルについては、日本のPSEマーク(電気製品安全法)の基準をクリアした製品が販売されている。購入時にPSEマークの有無を確認する習慣をつけることが、現実的なリスク管理策だ。

安全基準・認証の取得状況

日本で販売される電気製品は、PSE(電気用品安全法)に基づく安全基準をクリアする必要がある。VeSyncの主力製品は、これらの日本国内規制に対応した製品が正規ルートで販売されている。

また米国向け製品ではUL認証、欧州向けにはCEマークの取得が行われており、各地域の安全基準への対応実績がある。これらの認証取得は、第三者機関による検査をパスしている証拠であり、自社申告のみの品質主張とは重みが異なる。

ただし、Amazonや通販サイトで並行輸入品や非正規品が混在している場合もあるため、「日本のAmazon公式ストアからの購入が最もリスクの少ない選択肢」だ。非正規ルートの製品はPSE基準を満たしていない可能性があり、注意が必要だ。

品質管理の実態と継続的な改善

VeSyncは製造を中国国内の自社工場および協力工場で行っている。中国工場の品質というと「粗悪品」のイメージを持つ人もいるが、現代の大規模グローバルブランドの工場管理水準は、10年前とは大きく異なる。

VeSyncのようなAmazon主力ブランドは、大量のレビューがリアルタイムで公開されるという性質上、品質問題が発生した場合の評価損失リスクが非常に大きい。そのため、品質管理への投資を怠ることができない構造になっている。累計1万件以上のレビューで平均4.3点以上を維持しているモデルは、一定の品質水準を継続的に保っている証拠と読み取ることができる。

顧客サポートの品質も品質管理の一部だ。VeSyncは日本語対応のカスタマーサポートを整備しており、保証期間内の不良品に対する交換対応は比較的スムーズと評価するユーザーが多い。製品の不良ではなく、使い方の問題で問い合わせた場合も、丁寧に対応してくれるとの声が目立つ。

VeSyncの評判・口コミから見えること

購入を検討するとき、実際に使っている人の声は重要な参考情報だ。VeSyncグループの製品に対するリアルな評価を整理してみよう。

ユーザーが高評価する3つのポイント

VeSyncグループの製品に対してユーザーが繰り返し言及する高評価ポイントは主に3つある。

第一は「価格と性能のバランス」だ。Levoit Core 300sを例に取ると、日本の同等スペックの国内ブランド製品と比べて3〜4割程度安い価格で入手できる。この価格差がありながら、HEPAフィルターの清浄性能は国際規格をクリアしており、静音性についても「就寝中でも気にならない」との評価が多い。

第二は「スマートアプリの操作性」だ。VeSyncアプリは設計がシンプルで直感的と評価するユーザーが多く、スマートホーム初心者でも迷わず使えるという点が好まれている。音声操作(Alexa・Google Home連携)への対応も幅広いモデルでサポートされており、スマートホーム化を始めるきっかけとなる製品として評価が高い。

第三は「デザインのシンプルさ」だ。LevoitもCOSORIも、過剰な装飾を省いたミニマルなデザインを採用しており、和室・洋室問わずインテリアに馴染みやすい。この点は国内外の家電レビューサイトでも繰り返し言及される特徴のひとつだ。

ネガティブな声とその背景

一方で、批判的な声もある。最も多いネガティブ評価は「フィルター交換コストが高い」という点だ。Levoitの空気清浄機は本体価格が手頃な分、消耗品であるフィルターが定期的に必要で、年間コストで見ると総合的な維持費がかかることに購入後に気づくユーザーがいる。これは事前に把握しておきたい点だ。

次に挙げられるのは「アプリの接続安定性」の問題だ。Wi-Fi環境や機器との相性によっては、アプリとの接続が不安定になるケースが報告されている。スマートホーム機器全般に共通する課題でもあるが、VeSyncアプリでも一定の割合でこの問題が起きている。

また「梱包・付属品の質が低い」という声も見られる。製品本体の品質は高いのに、同梱の説明書が読みにくいとか、梱包材の質が低いといった点が指摘されることがある。ただしこれは使用上の品質には直結しない。

レビューの信ぴょう性をどう判断するか

「サクラチェッカー」などのサービスを使ってVeSyncブランドの製品を検査してみると、主力モデルでは「優良」または「良」判定が出るケースが多い。一方で、ラインナップの中には評価が低くなるモデルも存在するため、製品ごとに個別確認することが大切だ。

レビューの信ぴょう性を自分で判断する際は、「星1・星2の低評価レビュー」を中心に読むことをすすめる。低評価は削除されにくく、実際のトラブル事例が詳細に書かれていることが多い。低評価レビューの内容が「使い方の誤り」や「輸送中の破損」に集中しており、「製品の根本的な品質問題」が少ない場合は、製品自体の信頼性が高いと判断できる。

また、購入者数(評価件数)が多いほどサクラレビューで全体スコアを操作することは難しくなる。評価件数5,000件以上で平均4.0点以上を維持しているモデルは、一定のリアルなユーザー評価が反映されているとみてよい。

Levoitの空気清浄機は実際どうなのか

VeSyncブランドの中でも日本での人気が特に高いLevoitの空気清浄機について、具体的なモデルの特徴と実力を掘り下げる。

人気モデルの特徴と性能比較

LevoitのベストセラーはCore 300sとCore 600sの2モデルが中心だ。

Core 300sはコンパクトボディ(幅20cm×高さ36cm)に本格的な3段HEPAフィルターを搭載した入門〜中級モデルで、18畳程度の空間に対応する。スマートアプリ対応で自動検知モードや就寝モードの設定が可能、動作音は最小で24dB(囁き声より静か)という静音性が魅力だ。価格帯は1万5,000〜2万5,000円程度で推移しており、このスペックでこの価格は国内メーカー比で圧倒的なコスパだ。

Core 600sはLevoit最上位クラスの大容量モデルで、36畳以上の広い空間に対応する。ダイレクトフロー設計で空気の循環効率を高めており、花粉シーズンや空気汚染度の高い環境での使用を想定した設計だ。スマートホームハブとしての機能も強化されており、室内空気質をリアルタイムでモニタリングできる。

国内外での評価と公式認証

Levoit Core 300sはAmazon米国での空気清浄機カテゴリで常にランキング上位に位置し、累計20万件以上のレビューで平均4.6点前後を維持している(2026年時点)。日本Amazonでも同様に高評価で、家電系インフルエンサーによるレビュー動画でも繰り返し取り上げられている。

認証面では、日本国内向け製品にはPSEマークが付与されており、電気用品安全法の基準をクリアしている。フィルターのHEPA基準(EN1822)への適合も公式に記載されており、性能の裏付けはある。

ただし「Levoit製のHEPAフィルター以外のサードパーティ互換フィルターを使う場合は清浄性能が保証されない」という点には注意が必要だ。純正フィルターは本体価格の20〜30%程度のコストが年間でかかるが、フィルター性能を維持するためには純正品の使用が推奨される。

購入前に確認すべき3つのポイント

Levoitの空気清浄機を購入する前に確認しておきたいポイントが3つある。

1つ目は「適用床面積と部屋の広さのマッチング」だ。モデルごとに対応面積が異なるため、使用する部屋の広さに対して余裕のあるモデルを選ぶことが重要だ。一般的に、カタログスペックの適用面積の8割程度の部屋で使うのが、効率的な運用の目安とされている。

2つ目は「フィルター交換コストの事前確認」だ。本体を買って終わりではなく、半年〜1年ごとにフィルター交換が必要だ。年間の維持コストをあらかじめ把握したうえで購入を決断することが、「こんなはずじゃなかった」を防ぐ。

3つ目は「正規品購入ルートの確認」だ。Amazon公式のLevoitストア、または大手通販サイトの正規販売ページからの購入が基本だ。格安マーケットプレイス出品者からの購入は、並行輸入品や模倣品のリスクがあるため避けたほうが安全だ。

COSORIのエアフライヤーは使えるのか

健康志向の家庭を中心に人気が広がったCOSORIのエアフライヤー。リコール問題の影響もあり「今でも安全なの?」と疑問を持つ人向けに、現状を整理する。

主力モデルの機能と使い勝手

COSORIの主力エアフライヤーは4〜6リットル容量のデジタル操作モデルで、温度と時間をタッチパネルで設定して調理する仕組みだ。油を使わずにから揚げやフライドポテトが調理できるという点が売りで、カロリーを抑えながら揚げ物の食感を楽しめる。

プリセット機能として、鶏肉・魚介・野菜・フレンチフライなどのメニュー設定が用意されており、料理初心者でも設定迷子にならない設計だ。スマートアプリ対応モデルではレシピのダウンロードや遠隔操作も可能で、帰宅前にタイマーをセットして、帰宅と同時に調理が仕上がるというスマートな使い方もできる。

使い勝手のポイントとして「バスケット(調理かご)の洗いやすさ」がある。フッ素樹脂コーティングのバスケットはノンスティック設計で、調理後のお手入れが比較的簡単と評価する声が多い。食洗機対応モデルを選べば、さらに手入れが楽になる。

リコール後の改善と現行モデルの安全性

2023年のリコール対象となったモデルは特定の製造ロットのもので、現行モデルはすでに設計変更を経ている。現在日本のAmazonで販売されているCOSORIエアフライヤーは、過熱保護機能を強化した新設計を採用している。

購入前に確認すべきは「現在販売されているモデルが、リコール対象製品でないか」という点だ。AmazonのCOSORI公式ストアから購入する場合は、リコール対象製品が混在することはほぼないが、マーケットプレイスの中古品や在庫品には旧モデルが含まれる可能性がある。製品の型番を公式サイトのリコール情報と照合する習慣をつけることが、現実的な自衛策だ。

PSEマーク(電気用品安全法)への対応状況は、日本正規品では順次対応が進んでいる。購入前に商品詳細ページのPSEマーク記載を確認するだけでなく、製品本体の表示も購入後に確認することをすすめる。

競合製品との比較ポイント

COSORIエアフライヤーの比較対象としてよく挙げられるのが、フィリップスのエアフライヤーと、T-falのアクティフライだ。

フィリップス製は品質と安全性の信頼度が高く、日本でのブランド認知も確立されているが、価格帯はCOSORIの2〜3倍程度となる。「とにかく安心できるブランドがいい、価格は二の次」という場合はフィリップスが選択肢になる。

T-falアクティフライはパドル付きで食材を自動でかき混ぜる機能が特徴だが、容量が大きくなりがちで、1〜2人世帯には持て余すケースもある。

COSORIの位置づけは「価格を抑えながらスマート機能を重視する中間層向け」だ。料理好きで機能を使いこなせる人、スマートホーム連携を楽しみたい人には合致しやすい。

VeSyncを安心して購入するための判断基準

VeSyncグループの製品を検討しているなら、最終的な購入判断の前に確認しておきたいポイントをまとめる。

正規品の購入ルートと見分け方

最も安全な購入ルートは、AmazonのVeSync・Levoit・COSORI公式ストアからの購入だ。Amazonの商品詳細ページで「販売・発送: Levoit(またはCOSORIなど)」と表示されているものが正規販売品だ。

マーケットプレイスの第三者出品者から購入する場合は、出品者が「正規代理店」かどうかを確認することが重要だ。出品者レビューや返品ポリシーを確認し、保証対応が明記されているかをチェックしよう。

公式ECサイト(VeSync公式日本語サイト)からの直接購入も選択肢のひとつで、この場合は正規品であることは保証される。ただしAmazonポイントや各種クーポンが使えないため、価格比較のうえで判断するとよい。

アフターサポートの実態

VeSyncグループの日本向けサポートは、メールと一部チャット対応で行われている。製品の不具合が生じた場合は公式サイトのサポートページからお問い合わせを行う形となる。

保証期間は多くの製品で購入日から1年間(場合によっては2年)が設定されており、初期不良や製品の機能不全には交換・返金対応が受けられる。ただし「使い方が原因の故障」や「消耗品の交換」は保証対象外となるため、初期設定の時点で取扱説明書をしっかり読むことが大切だ。

Amazonで購入した場合はAmazonの返品ポリシー(購入後30日以内の返品受付)も利用でき、相談窓口の選択肢が増える。万一の際のサポート手段が複数あるという点も、大手ECプラットフォームを通じた購入のメリットだ。

こんな人にVeSyncグループの製品はおすすめ

VeSyncグループの製品が特に合うのは以下のようなユーザーだ。

コスパ重視で家電を選ぶ人に向いている。国内メーカー品と同等の性能を、3〜5割安い価格で入手したいという場合、Levoitの空気清浄機やCOSORIのエアフライヤーは有力な選択肢となる。

スマートホーム化を試してみたい人にも合う。VeSyncアプリひとつで複数製品を一括管理できるため、スマートホーム入門として間口が広く、使い始めのハードルが低い。

デザインにもこだわりたい人にも好まれる。LevoitやCOSORIの製品はシンプルで統一感のあるデザインを採用しており、インテリアになじむ外観が好評だ。

逆に「絶対に国内ブランドが安心」という価値観を持つ人や、「万一のサポートは電話で直接話したい」という要望がある人には、国内大手メーカー製品の方が適していることも事実だ。自分の優先軸を整理したうえで判断するとよい。

VeSyncについてよくある質問

購入前に多くの人が気になる疑問をまとめて回答する。

VeSyncはどこの国のブランドですか?

VeSyncは中国・広東省深センに本社を置くテックカンパニーだ。Levoit・COSORI・Etekcity・Pawsyncなど複数のブランドを運営し、世界60カ国以上で製品を販売している。創業から10年以上が経過した中堅以上の規模を持つグローバル企業で、「謎の中国ブランド」とは一線を画している。

VeSyncとLevoit・COSORIはどんな関係ですか?

VeSyncはブランドグループの総称(および共通スマートアプリの名前)であり、Levoit・COSORI・Etekcity・Pawsyncはいずれも同じ企業グループが運営する傘下ブランドだ。各製品はVeSyncアプリで一元管理できる。

COSORIのリコールは現在の製品に影響しますか?

2023年に実施されたリコールは特定モデル・製造ロットの製品を対象としたものだ。現在AmazonのCOSORI公式ストアで販売されている製品は、リコール後の設計改善を経た新モデルが中心となっている。購入前に型番のリコール対象外確認を行うと安心だ。

よくある質問

VeSyncは日本語でのサポートが受けられますか?

はい、VeSyncグループは日本語対応のカスタマーサポートを整備しており、製品の不具合や使い方の疑問に対してメールやチャットで対応している。Amazonで購入した場合はAmazonの返品・交換ポリシー(購入後30日以内)も併用できるため、相談窓口が複数あるのも安心だ。保証期間は製品によって1〜2年が設定されており、初期不良には交換・返金対応が受けられる。

VeSyncのLevoitとCOSORIはどちらを選べばよいですか?

用途によって選ぶブランドが変わる。空気の質を改善したい、花粉や埃を除去したい場合はLevoit(空気清浄機・加湿器)が適している。揚げ物を油少なめに調理したい、キッチン家電をスマート化したい場合はCOSORIのエアフライヤーが向いている。どちらもVeSyncアプリで一元管理できるため、両方をそろえてもアプリが一つで済む点は大きなメリットだ。

VeSyncの製品を安全に購入するにはどうすればよいですか?

AmazonのVeSync・Levoit・COSORI公式ストアからの購入が最も安全だ。商品詳細ページで「販売・発送: Levoit」などの正規表示を確認し、PSEマーク(電気用品安全法)の記載がある製品を選ぼう。マーケットプレイスの格安出品者や並行輸入品は安全基準を満たしていない可能性があるため、避けることを推奨する。


まとめ

VeSyncは中国・深センを本拠地とする、グローバルで実績を持つ家電テックカンパニーだ。Levoit・COSORI・Etekcity・Pawsyncといった傘下ブランドはいずれも、コスパと機能性のバランスが取れた製品を揃えている。購入の際は公式ストアからの正規品を選び、PSEマークを確認するだけで、リスクを大幅に下げることができる。「聞いたことのないブランドだから怖い」という壁を乗り越えた先に、生活を便利にする家電との出会いが待っている。ぜひ自分のライフスタイルに合ったVeSyncグループの製品を探してみてほしい。

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