Yogiboはどこの国?米国発祥から日本企業の逆買収までやさしく解説

「Yogiboって、どこの国のブランドなんだろう?」テレビCMで気になっていたあのソファを家族に聞かれて、答えに詰まった経験はありませんか。ネットで調べると「アメリカ発祥」「日本企業が買収」と情報がバラバラで、結局よく分からなくなってしまいます。この記事では、Yogiboが生まれた国から現在のオーナー企業までを、ニュースや公式情報をもとに時系列でやさしく整理しました。読み終えるころには、家族にスラスラ説明できる自信がついているはずです。

目次

Yogiboはどこの国で生まれたブランドなのか

「結局Yogiboって最初はどこの国で作られたの?」とモヤモヤしている方は多いはずです。まずは発祥の国とブランドの始まりを、ひとつのストーリーとして整理してみましょう。ここを押さえるだけで、後の買収の話もスッと頭に入ってきます。

結論はアメリカ・マサチューセッツ州生まれ

Yogiboが誕生したのはアメリカ・マサチューセッツ州です。本拠地はボストンを抱えるマサチューセッツ州で、いわばアメリカ東海岸生まれのブランドになります。「アメリカ発祥のソファ」と覚えておけば、まず間違いありません。

街のカフェで生まれたコーヒーチェーンのように、Yogiboも地元の小さな店からスタートしたのが特徴です。最初から世界進出を狙った大企業のブランドではなく、家族の悩みから生まれた商品が口コミで広がっていったタイプの会社です。

創業は2009年、ブランド名は「ヨガ」と「赤ちゃん」が由来

Yogiboが正式にスタートしたのは2009年のことです。創業者はエヤル・レビ氏というイスラエル系アメリカ人で、自身の家族の体験がそのまま商品開発につながりました。

ブランド名の「Yogibo」は、「Yoga(ヨガ)」と「Bo(Baby=赤ちゃん)」を組み合わせた造語と言われています。ヨガのように体の力が抜け、赤ちゃんを抱っこしているように包み込まれる、そんな感覚を一語で表現したネーミングです。

妊娠中の妻のために生まれた一脚のソファ

Yogibo誕生のきっかけは、創業者の奥様が妊娠中に「体を楽に支えてくれるソファが欲しい」と漏らしたひと言だったと伝えられています。一般的な硬いソファでは大きなお腹を支えるのが難しく、横になっても腰がつらい状況だったそうです。

そこで生まれたのが、体の形に合わせて自在に変形するビーズソファでした。家族のリアルな悩みから生まれた一脚のソファが、今では世界中で「人をダメにするソファ」と呼ばれる定番商品にまで成長したわけです。

今のYogiboの本社はどこの国にある?所有関係を整理

「アメリカ生まれなのは分かった。でも、いま本社はどこ?」ここが一番気になるところですよね。発祥と現在の本社が違うブランドはYogiboに限らずよくある話なので、丁寧に整理していきましょう。

米国本社「Yogibo LLC」はマサチューセッツ州に存在

商品ブランドとしてのYogiboの本社、つまり「Yogibo LLC」は、いまもアメリカのマサチューセッツ州に所在しています。製造ノウハウや一部の商品開発機能は引き続き米国本社に残っており、世界各国のYogiboの中核拠点という位置付けです。

ですから「Yogiboの本社所在地」を一言で答えるなら、現在もアメリカと言うのが正確です。ここまでは創業当時から変わっていません。

日本側の運営会社は旧ウェブシャーク社

一方、日本国内でYogiboブランドを運営しているのは、もともと日本での輸入販売代理店だったウェブシャーク(現在は社名をYogibo関連の名称に変更)という会社です。社名は変わっても、本社は東京都内にあり、店舗運営や日本向け商品の企画はすべてここから動いています。

つまり店頭で見かけるYogiboの店舗・スタッフ・サポートは、すべて日本企業が担っているという構図です。アフターサービスや保証も日本企業が責任を持って対応しています。

結論として実質的な親会社は日本企業

整理すると、商品ブランドの本社(Yogibo LLC)はアメリカに残しつつ、その米国本社の親会社が日本企業になった、という二段構えの構造です。 資本関係をたどっていくと、最終的にYogiboを所有しているのは日本企業ということになります。

ですから「Yogiboはいまどこの国の会社?」と聞かれたら、「ブランド発祥はアメリカ、いまのオーナーは日本企業」と答えるのが現状にもっとも近い表現です。

日本企業による米国本社の逆買収を時系列で振り返る

「日本企業がアメリカ本社を買収」と聞くと、なんとなくニュースで見た記憶はあるけれど、いつ・なぜそうなったのか自信がない方も多いはずです。ここでは買収の流れを時系列でたどっていきます。

買収が公表されたのは2021年

ウェブシャーク社による米国Yogibo LLCの買収が公表されたのは、2021年のことでした。日本の代理店が本国の会社を丸ごと買い取るという展開はめずらしく、当時は経済ニュースでも大きく取り上げられました。

この時点で日本側のウェブシャークは設立から十数年、Yogiboの日本展開を担当してから7年以上が経過しており、十分な事業規模と実績を積み上げていた状態でした。

日本代理店が本社を買収できた最大の理由

最大の理由は、日本でのYogibo事業がきわめて好調で、利益率も高かったことだと報じられています。アメリカ本社が伸び悩むなかで、日本だけは独自の店舗展開やCM戦略で売上を大きく伸ばしていきました。

商品の本家アメリカ本社よりも、販売代理店だった日本の会社のほうが資金力で上回る、という珍しい逆転現象が起きていたわけです。これが「逆買収」と呼ばれる所以になっています。

買収後に発表された新しい運営方針

買収後、日本側の経営陣はアメリカ本社の運営も実質的に主導する立場になりました。発表されている方針としては、日本で培った店舗運営ノウハウや商品開発のスピード感を、世界各国のYogibo事業に展開していく流れです。

ですから「日本仕様の改良が世界標準になっていく」という、これまでとは逆向きの動きが起きつつあると考えてよいでしょう。

日本上陸からの歩みとこれからの展開

ここまで読んで「そういえば、日本でYogiboって最初いつから売っていたんだろう」と気になった方もいるはずです。日本市場でのストーリーを押さえると、買収劇の凄みがいっそう実感できます。

日本初上陸は2014年の湘南エリア

Yogiboが日本に上陸したのは2014年で、最初の店舗は神奈川県の湘南エリアにオープンしました。海と相性のよいリラックス系ブランドだけに、湘南からのスタートはイメージ戦略としてもぴったりだったといえます。

その後、東京・大阪をはじめとする大都市圏に出店を広げ、ショッピングモールや家具量販店内にも店舗が増えていきました。今では全国に直営店が展開され、誰もがどこかで店舗を見かけたことのあるブランドへ成長しています。

テレビCMやモータースポーツ協賛で一気に全国区へ

知名度を一気に押し上げたのが、印象的なテレビCMとモータースポーツ協賛でした。CMでは「人をダメにする」フレーズと脱力した姿が話題になり、SNSでも一気に拡散されました。

さらにスーパーGTなどモータースポーツへの協賛で、テレビ中継を見る層にもブランド名を浸透させたのが大きいです。広告投資のスピード感は、まさに日本流マーケティングの強みでした。

国内発の新製品やサービスがどんどん登場

買収以降、Yogiboからは日本オリジナルの新商品や新サービスが続々と登場しています。代表的なソファだけでなく、抱き枕・トラベル枕・寝具・ペット用品などラインナップが大きく広がりました。

一方で会員制の特典プログラムや家具のサブスクリプションなど、サービス面でも日本らしい細やかさが目立ちます。今後はこの仕組みを海外でも展開していく方針が示されており、ブランドの進化はむしろ加速しているといってよい状況です。

Yogiboだけじゃない!日本企業による海外ブランド逆買収の事例

「日本企業がアメリカ本社を買うなんて、Yogiboだけの特別な話では?」と感じるかもしれません。実は同じような逆買収はほかにもあり、Yogiboの位置付けがいっそう理解しやすくなります。

セブンイレブン日本法人による米国本社の買収

代表例がセブンイレブンです。もともとアメリカ発祥のコンビニチェーンだったセブンイレブンは、日本のセブン&アイ・ホールディングス(旧イトーヨーカ堂グループ)が、後に米国の本社にあたるサウスランド社を買収しました。

そこからさらに、世界のセブンイレブン全体を日本企業が所有するという、Yogiboと非常に似た流れになっています。日本市場での圧倒的な成功が、本国の経営権を取り戻すきっかけになった代表事例です。

コシダカによる米カーブス本社の買収

女性専用フィットネスのカーブスも、米国発祥のチェーンです。日本ではカラオケまねきねこなどで知られるコシダカホールディングスがフランチャイズ展開を担い、その後、米国カーブス・インターナショナル本社を買収しました。

ここでも「日本での好調な事業展開」と「本国の経営難」が組み合わさったことが買収のきっかけになっています。Yogiboのケースと驚くほど構図が似ています。

共通するのは日本流のきめ細かい運営力

これらの事例に共通しているのは、日本流の細やかな店舗運営・接客・商品改良が、海外発のブランドを大きく成長させたという点です。本国では当たり前にできなかった改善を日本側が積み重ね、結果的に売上や収益で本社を上回ってしまうという流れです。

Yogiboの逆買収もこの大きな潮流の一部だと考えると、「日本企業がアメリカブランドを所有している」状況がぐっと納得しやすくなるはずです。

よくある質問

Yogiboは今でもアメリカの会社ですか?

商品ブランドの本社であるYogibo LLCは現在もアメリカ・マサチューセッツ州に存在しますが、その米国本社を保有する親会社は日本企業です。結論としては「発祥はアメリカ、いまの実質的なオーナーは日本企業」と理解するのが正確です。

Yogiboは韓国や中国のブランドではないですか?

韓国や中国のブランドではありません。2009年にアメリカで誕生したブランドで、2014年に日本の代理店が輸入販売を開始し、その後に日本企業が米国本社を買収して現在に至っています。アジア系のブランドというイメージは誤解です。

商品はどこの国で作られていますか?

Yogiboの製品は商品ごとに生産地が異なり、アジアの工場で生産されているものが中心です。国の所有関係とは別の話なので、生産国が気になる場合は各商品ページや商品タグで確認すると安心です。


まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。Yogiboは「アメリカ・マサチューセッツ州生まれ、いまのオーナーは日本企業」というのが結論です。発祥国・本社所在地・現在の親会社という3つの視点で見ると、もうモヤモヤすることはないはずです。家族や友人に「Yogiboってどこの国?」と聞かれたら、「もとはアメリカ発祥で、今は日本企業がオーナーなんだよ」と一言で答えてみてください。きっと物知りだねと驚かれるはずです。安心してYogiboのある暮らしを楽しんでくださいね。

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